【タイトル】
淡黄
【作者】
高木政史様(東京都中央区)
【私の草枕】
漱石が見た夢の描写
【評価】
「草枕」をよく読んで理解されていると絵から判断されるように人目をひきつける魅力がある。「草枕」の沈んだ感じを明るく楽しい温もりのあるものと捉え、同作品のゆとりとおかしみをうまく構成してある。
【タイトル】
草枕情景
【作者】
橋田俊克様(熊本市)
【私の草枕】
「憐れ」により余が画は成就したり
【評価】
「草枕」のイメージを白黒の切り絵でうまく使い分け、克明にまとめてある力作。
【タイトル】
天水の森
【作者】
合瀬 猛様(玉名市岱明町)
【評価】
寓話、風刺の精神が盛り込まれている。漱石世界の文明への風刺、その漱石世界への風刺みたいで面白く、楽しい。色使いもよく、ほのぼのとしていて技術もたしか。

【タイトル】【作者】
湯烟に浮く裸体画杉山繁行様
(新潟県三条市)
鏡ケ池 ~ 私の心象風景櫻井靖子様
(名古屋市)
石畳の道を往く鶴田邦男様
(熊本市)
鏡ケ池にて内田松代様
(熊本市)
 

応募総数:21点

【審査員】
板井榮雄氏氏(熊本市・画家)
宮崎静夫氏(熊本市・画家)
井上智重氏(熊日編集委員室長)