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草枕の歴史 草枕の誕生編


「草枕」誕生ばなし
 夏目漱石が熊本へ赴任して来た明治29年の暮れ、熊本で初めての新年を迎えるために夏目漱石の妻 鏡子が作ったおせち料理を当時下宿していた書生達に年始客が来る前に食べられてしまい、喧嘩になってしまいます。これに懲りた漱石は、翌年の明治30年の暮れから天水町小天温泉への旅へ出かけます。これを題材にして書かれたのが「草枕」です。

「山路を登りながら、こう考えた・・・」
 夏目漱石は年の暮れから、天水町の小天温泉への旅に出ますが、草枕の中で季節は春。主人公も小説家や俳人ではなく、画家です。その画家が人生について切々と考えながら、坂道を登っていきます。 那古井の里に着いた画家はそこでちょっと変わった女性、那美さんや志保田の髭のご隠居に出会うというストーリーです。